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久しぶりに名人から電話が入った。
「もう9月も終わりで、そろそろクワガタもいなくなっちゃうし、この前話したスズメバチの巣(≫以前の記事参照)も見せたいからさァ、今日あたり、行かない?」
ということで、さっそく今夜久しぶりのクワガタ採集&スズメバチの巣見学へと出発した。今日は名人の友人のY氏のクワガタ号が来ないので、名人がクワガタ採集用に改造したBMWで山の中へ入ることになった。・・・クワガタ採り用の車がBMW!?
(ちなみに、名人は普段英国王室御用達のベントレーに乗っているお金持ちなのだ。)
BMWが深夜の山の中へと入って行った。
9月の初めに来た時は樹液が出ていて、カブトやクワガタがいた木が、もう樹液が出ていないではないか。何本かポイントの木を見た後に、一番たくさん採った場所へと移動した。だめだ、ここにもいない、でもヨツボシケシキスイやオオゾウムシなどは、かすかに出ている樹液を吸っていた。
そして、この後だ。3週間前に名人が3,000匹のスズメバチに襲撃された(≫以前の記事参照)という巨大な巣のある山小屋へと向かった。
うっ、なんか薄気味悪い雰囲気だ。奥に石が並んで見える・・・近づくと何と、お墓ではないか。その手前に空家になっているような山小屋が・・・あったっ!巨大なスズメバチの巣が。直径1mくらいはあるだろうか。その近くに30cm位の巣もある(これが普通の大きさなのだが、やけに小さく見える)
この大小2個の巣が天井からぶら下がっているのだ!

無人の山小屋の天井に、2つの巨大なスズメバチの巣
巣のまわりはシーンと静まりかえっていた。すると名人が「今、巣の中のスズメバチをたたき起こして、また車の回りをびっしり、取り囲むところを見せてやるよ!」と言いながら、石を巣、めがけて投げ始めたではないか。物音に気づいたか、中から5~6匹の大きなスズメバチが出てきた。
オレ「巣の中に何千匹っているのは、よくわかるから、石なんてあてなくていいよ。」
名人「でも、大群が出てきて、フロントガラスに群がってるところを、写真撮ってもらいたいからさァ。」
オレ「いやァ、もう巨大な巣の写真だけで充分だよ。万が一刺されて、死んじゃったら、『山の中に男性の2人の遺体が!?』なんてなったら最悪じゃん。」
幸い、名人の投げた石は巣に当たらなかった。しっかし、名人、石が無くなってもあきらめず懐中電灯の中の電池を投げ始めたではないか!
オレ「ちょっと、もうマジにいいよ。投げないでくれよ。危険すぎるぜ!」
名人「ちっきショー、当たんねぇ。」
オレ「車の中からだから、無理だって、もうやめよう。」
石も無くなり、乾電池も無くなって、ようやく名人はあきらめがついたようだ。もし、巣を直撃していたら、生きて帰れなかったかもしれない・・・

直径1mはあろうかという超巨大巣。

この大きさだと、文献によると3,000~5,000匹が生活しているとのこと。
数日前にも新聞で、スズメバチに刺されて死んだという記事が出ていたばかりだ。
・・・・・帰り道、来年は6月くらいからカブト・クワガタを採ろうと約束した。そして、「沢山採ったクワガタ・カブトを鎌倉のクヌギ林にはなして繁殖させよう!」名人の目は来年に向かって輝いていた。
※名人はムシ採りに行っても、全部は採ってこない。6割ぐらい捕まえて、後はそのまま残して帰ってくる。大量に採った時は小学校や幼稚園に寄付している。(よく頼まれるとのこと)
お店のホームページ⇒レトロ&アンティーク・鎌倉ブルースリー(神奈川県・湘南)



久しぶりに名人から電話が入った。
「もう9月も終わりで、そろそろクワガタもいなくなっちゃうし、この前話したスズメバチの巣(≫以前の記事参照)も見せたいからさァ、今日あたり、行かない?」
ということで、さっそく今夜久しぶりのクワガタ採集&スズメバチの巣見学へと出発した。今日は名人の友人のY氏のクワガタ号が来ないので、名人がクワガタ採集用に改造したBMWで山の中へ入ることになった。・・・クワガタ採り用の車がBMW!?
(ちなみに、名人は普段英国王室御用達のベントレーに乗っているお金持ちなのだ。)
BMWが深夜の山の中へと入って行った。
9月の初めに来た時は樹液が出ていて、カブトやクワガタがいた木が、もう樹液が出ていないではないか。何本かポイントの木を見た後に、一番たくさん採った場所へと移動した。だめだ、ここにもいない、でもヨツボシケシキスイやオオゾウムシなどは、かすかに出ている樹液を吸っていた。
そして、この後だ。3週間前に名人が3,000匹のスズメバチに襲撃された(≫以前の記事参照)という巨大な巣のある山小屋へと向かった。
うっ、なんか薄気味悪い雰囲気だ。奥に石が並んで見える・・・近づくと何と、お墓ではないか。その手前に空家になっているような山小屋が・・・あったっ!巨大なスズメバチの巣が。直径1mくらいはあるだろうか。その近くに30cm位の巣もある(これが普通の大きさなのだが、やけに小さく見える)
この大小2個の巣が天井からぶら下がっているのだ!

無人の山小屋の天井に、2つの巨大なスズメバチの巣
巣のまわりはシーンと静まりかえっていた。すると名人が「今、巣の中のスズメバチをたたき起こして、また車の回りをびっしり、取り囲むところを見せてやるよ!」と言いながら、石を巣、めがけて投げ始めたではないか。物音に気づいたか、中から5~6匹の大きなスズメバチが出てきた。
オレ「巣の中に何千匹っているのは、よくわかるから、石なんてあてなくていいよ。」
名人「でも、大群が出てきて、フロントガラスに群がってるところを、写真撮ってもらいたいからさァ。」
オレ「いやァ、もう巨大な巣の写真だけで充分だよ。万が一刺されて、死んじゃったら、『山の中に男性の2人の遺体が!?』なんてなったら最悪じゃん。」
幸い、名人の投げた石は巣に当たらなかった。しっかし、名人、石が無くなってもあきらめず懐中電灯の中の電池を投げ始めたではないか!
オレ「ちょっと、もうマジにいいよ。投げないでくれよ。危険すぎるぜ!」
名人「ちっきショー、当たんねぇ。」
オレ「車の中からだから、無理だって、もうやめよう。」
石も無くなり、乾電池も無くなって、ようやく名人はあきらめがついたようだ。もし、巣を直撃していたら、生きて帰れなかったかもしれない・・・

直径1mはあろうかという超巨大巣。

この大きさだと、文献によると3,000~5,000匹が生活しているとのこと。
数日前にも新聞で、スズメバチに刺されて死んだという記事が出ていたばかりだ。
・・・・・帰り道、来年は6月くらいからカブト・クワガタを採ろうと約束した。そして、「沢山採ったクワガタ・カブトを鎌倉のクヌギ林にはなして繁殖させよう!」名人の目は来年に向かって輝いていた。
※名人はムシ採りに行っても、全部は採ってこない。6割ぐらい捕まえて、後はそのまま残して帰ってくる。大量に採った時は小学校や幼稚園に寄付している。(よく頼まれるとのこと)
お店のホームページ⇒レトロ&アンティーク・鎌倉ブルースリー(神奈川県・湘南)
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