★足技の魔術師!小笠原和彦!その1
もう25年位前だろうか?自分は大学(同期に西良典、斉藤京二、所ジョージ等がいた ※柔道部の先生はあの木村政彦だった。)を卒業し就職したため
マス大山空手スクールや青山ジムへ行かれなくなり、
横浜のスカイジムに通っていた頃のことだ。
このスカイジムは会長の金子さん(力道山とも戦ったことがある)が元プロレスラーで ジムの会員も
プロレスラー(国際プロレスの米倉天心)
キックボクサー(ミドル級チャンピオン金城)、
空手(極真会の木元、桐生)、
日本拳法、太気拳、ボディービルダー(白坂義郎他トップビルダー) 等他にも、後に有名になった選手たちが練習に来ていた。
その日はベンチ台を傾斜させたシットアップ800回、ヒンズースクワット500回を終えたところで
ジム生たちと格闘技談義になった時のことだ。
K君が『極真で今、すごい新人がいるんだよ
まだ青帯(7級)なのに道場の黒帯たちをバタバタ倒して、
県内の極真道場やキックボクシングジムに出稽古に行ってもそこの、黒帯や選手たちをバタバタ倒してしまうスゲエヤツなんだよ.』
自分『え~っ、青帯で黒帯を倒したってぇ!ウソだろうっ!何処のなんてえやつなんだよ?』
K君『小田原支部(当時、UWFの宮戸、リングスの田代、MAキックの深瀬らがいた)に入門した、
確か小笠原って名前だったかな?とにかく半端じゃなく強いんだよ。』 自分『へ~っほんとだとしたら、その小笠原に会ってみたいな。』
・・・・・
とそれから他の格闘技、プロレス、キックの話へと移っていき
格闘談義も終わり、その日はジムを後にした。
・・・・・・・
それから数年して、ここは千駄ヶ谷の東京体育館、
自分は最前列で友人のS" (有明省吾(春山)の再来と大山館長から言われていた)と決勝戦を観戦していた。
小笠原和彦VS大西靖人の試合だった。
延長が何度も続く激しい戦いだった。
S"が『今の試合、小笠原の勝ちじゃあないの?』と言っていた位の激戦だった。
小笠原の変幻自在の蹴り技に対し大西のスクワットで300㌔のバーベルを挙げていたという強烈な下段蹴りの戦いだった。
第15回極真会館オープントーナメント全日本空手道選手権大会の会場でのことでした。
※メディアエイトから極真のビデオが発売開始されたのが黒澤が優勝した第16回全日本大会からですから、残念ながら一般にはこの15回大会は見ることができないようです。
・・・小笠原和彦編その2へ続く
※文中、敬称略ですが当時の会話のまんま書かせていただきました。
ご了承ください。
足技の魔術師のデザインが洒落てますね。(小笠原和彦さん本人ですよ)
小笠原和彦師範と松本勇三師範
過去に対戦したこともあるという二人、この日はニコヤカにツーショット
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