★網膜はく離日記5 ★恐怖の網膜はく離手術3 実はそんなに痛くなかった!
局所麻酔の注射、これは結構痛かった。
麻酔は終わったが、意識と片方の目ははっきりとしている。
顔には送り人のように白い布がかけられた。
いよいよ始まるのだ。
目に何かが近づいてきた。
ブスッ!目に刺さってきた。
・・・ホラー映画の1シーンが浮かんできた。
『ウギャア~~~っ!』 グリグリグリンッ
ウウッ、目玉がくりぬかれているようです!
ググッ、ゴリッ、・・・ボトッ! コロンッ・・・
布の隙間からもう片方の目で見ると
なんと、ゴルフボールを少し大きくした感じの
血だらけの鬼太郎の親父が
ステンレスの皿の上に置かれていました・・・
無残にも治療のためにくり貫かれたオレの目玉ですっ!
・・・なんてことがあるわけはなく、
細い針か、チューブのような物が眼の隙間から差し込まれてきました。
ガスだか液体だかひんやりとした物が目の中に注ぎ込まれている感じです。
大変な手術だろうに、先生方は慣れているのか?
かなりリラックスしているようで手術直前の会話では
冗談を言って先生同士、笑っていたぐらいです。
この何か目の中に差し込まれている重大な時に
私は先生たちの笑い声を思い出し、急に可笑しくなって
『グフッ、ぐひっうっひひひひっ!』と笑ってしまいました。
※網膜はく離の手術の真っ最中に笑ったのは
多分、世界中で私一人だけだと思います・・・・・
私の異変に気づいた先生が、
『痛いとか、気持ち悪いとか遠慮なく言ってくださいね!』と、言いました。
私は『いててててっ!』と、反射的に言ってしまいました。
※実際はそんなに痛くはなかったのですが・・・
すると、先生は『大丈夫ですよぉ、麻酔の注射を追加しますからね』
と言った瞬間には麻酔が打たれていました。
はっきり言って 手術より麻酔注射のほうが痛いぐらいです・・・が
そうこうするうち、先生が
『ハイ、お疲れ様でした。手術は無事、終わりましたよ!』
・・・・・・・・・・つづく
ランドマークを望遠で撮りました。
この建物はいったいなんでしょうか?
反対側のデイルームからは高速道路が見えました。
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